サンウェイ大学の学費は高い？学部・学科別に徹底解説！

今回は、サンウェイ大学の学費について、現役マレーシア大学生が詳しく解説していきます。

海外大学は学費が高いことで有名ですが、マレーシアの大学は生活費を含めてもとても安価です。

では、実際はいくらくらいかかるのか。
この記事ではサンウェイ大学にフォーカスをあてて詳しく解説していきます。

サンウェイ大学に関するまとめ情報はこちらの記事でも紹介しているので、あわせてチェックしてみてください！

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サンウェイ大学の学費は高い？

サンウェイ大学はマレーシアの私立大学であり、学費は一般的なマレーシアの私立大学の学費といえます。

マレーシアの大学の学費は他の国の大学と比べ安価なことで有名です。

とはいえ、マレーシアの学費を含めた物価は年々上昇しているのと、円安の影響もあり、現在は日本の私立大学の学費と同じかそれ以上の大学が多いです。

そのため、サンウェイ大学は日本の私立大学と同じくらいの学費で、決して安いとはいえません。
しかし、マレーシアで学ぶことにはメリットが数多くあり、コストパフォーマンスはとてもいいと感じます。

学費の平均は年間120万円（USD8,300）

サンウェイ大学の学部年間学費平均は約120万円です。

マレーシアはケンブリッジ式カリキュラムを採用しており、学士号取得に必要な年数は3年と、日本よりも1年早く卒業することができます。

そのため、学費のみで考えると大学全体の費用は日本の平均的な私立大学よりも安価に抑えることができます。

学部別の学費詳細

学費は学部によってまちまちです。

理系、文系によって使用する施設や機器が異なるため、専門的な施設費や設備のコストにばらつきがあるためです。

サンウェイ大学では７つの学部が提供されています。

それぞれの１年間の学費をみてみましょう。

これらの学部にはそれぞれ3〜8つの学科が付随しており、自分の学びたい分野をとことん学ぶことができます。

ここからは、それぞれの学部に分けて学費を詳しくみていきましょう。

文学部：約110~118万円 (USD7,867~8,322)

文学部、通称リベラルアーツ学部の学費は、年間約110〜118万円 (USD7,867~8,322)です。

リベラルアーツ学部は、学科の振り幅が大きく、デザイン学科から建築学科まであります。
日本ではまだあまり知られていない学部です。（日本語では文学部と表されることが多いです）

文系の学部がほとんどで、学費も比較的安いです。

経営学部：約117~119万円 (USD8,257~8,387)

経営学部の学費は、約117〜119万円 (USD8,257〜8,387)です。

サンウェイ大学ビジネス学部は、実践的なカリキュラムと国際的な視点を重視し、起業家精神やリーダーシップの育成に注力しています。
また多様なインターンシップや企業連携が強みです。

学費はサンウェイ大学の学部の中では平均的な金額となっています。

理学部：約111万円 (USD7,822)

理学部の学費は、約111万円 (USD7,822)です。

サンウェイ大学の理学部は、先端技術と理論的探求を融合し、実践的なスキルを重視した教育を提供しています。

多様な研究分野を網羅し、国際的な共同研究や産業界との連携も盛んで、学生に実践的な経験と広範な知識を提供しています。

工学部：約113~121万円 (USD7,996~8,496)

工学部の学費は、約113~121万円 (USD7,996~8,496)です。

サンウェイ大学の工学部は、最新技術と実践的アプローチを重視し、実験室やプロジェクトベースの学習を強化しています。
産業界との連携が活発で、学生はリアルな問題解決能力を養い、グローバルな視野を持つエンジニアを育成します。

観光学部：約114~129万円 (USD7,996~9,083)

観光学部の学費は、約118〜129万円 (USD8,257〜9,083)です。

サンウェイ大学の観光学部は、観光業界の最新トレンドと実践的スキルに焦点を当て、国際的な視野を持つ専門家を育成します。
地域文化やホスピタリティの理解を深め、現場での経験を重視した教育を提供しています。

医療・生命科学部：約113~121万円 (USD7,996~8,496)

医療・生命科学部の学費は、約113〜121万円 (USD7,996〜8,496)です。

​​サンウェイ大学医療・生命科学部は、先端的な研究と実践的な教育を重視し、最新の設備を活用した学習環境を提供しています。

また、臨床経験やグローバルな医療課題に対応する人材育成に力を入れています。

アメリカ教育学部：約97万円（USD6,800)

アメリカ教育学部の学費は、約97万円（USD6,800)です。

サンウェイ大学アメリカ教育学部は、リベラルアーツを基盤に幅広い学問分野を学べるプログラムを提供しています。

また、アメリカ式の教育システムを導入し、学生の批判的思考力や多様なキャリア選択を支援しています。

サンウェイ大学の学費に関するQ&A

サンウェイ大学は研究が盛んな大学ということもあり、実践的な授業内容が多いと知られています。

そのため、座学が多い大学よりもコストパフォーマンスに優れていると思います。

ここからは、サンウェイ大学の学費について皆さんが疑問に思っているであろう質問に、現役マレーシア大学生が答えていきます。

学費はどこまで含まれるの？学費以外の費用は？

大学で使用される教材はほとんどがデジタルであり、教材費がかかりません。
そのため、学業でかかる費用（研究費を含む）はほとんどが学費に含まれ、施設内の設備（図書館やミーティングルームなど）は自由に使用可能です。

しかし、授業内で使用する私物は学費に含まれません。
例えば、ホスピタリティ学部はスーツの着用が義務付けられることがあり、このスーツなどは自身で買い揃える必要があります。

その他にかかる費用として、パソコンや電卓などの自身で使用する機器や、生活費、保険料などの出費が想定されます。

サンウェイのファンデーションコースの学費は？

サンウェイ大学はファンデーションコース（プレユニバーシティ）が充実しており、モナッシュ大学のファンデーションコースも一部サンウェイ大学で展開されています。

正確にはサンウェイ大学ではなくサンウェイカレッジというものに属しており、全部で１年間のみのコースです。

学費は日本円で約64万円 (MYR 19,500)です。

学費の支払い方法とスケジュールは？

学費の支払い方法は、通常、学期ごとの分割払いが可能です。

具体的な支払いスケジュールや方法については、入学時に詳細が提供されます。

また、留学生の場合は、ビザ申請の前に全額支払いが求められることが多いです。
一般的にマレーシアの私立大学の学費の納入時期は各学期の２週間ほど前に大学の専用アプリやポータルの自身のアカウントに請求されます。

学校から手紙などで通達などが来ることは稀であり、自身でのチェックが必要です。
多くの日本人留学生は「Wise」という海外送金サービスを利用し、大学へ送金しています。

サンウェイに奨学金制度はある？

サンウェイ大学では、学業優秀な学生向けに奨学金を提供しています。

これには、学費の全額または一部をカバーするものがあります。
応募条件や過去の奨学生の体験談については、大学の奨学金ページで詳細が確認できます。

結論：サンウェイ大学の学費は平均的で、コストパフォーマンスに優れている

結論として、サンウェイ大学の学費は年間約120万円（USD8,300) で、マレーシア私立大学の中では平均的な値段です。

しかし、サンウェイ大学には豊富な研究設備や存分に勉学に励める図書館やスタディールームなどが完備されています。

この記事を通し、多様な国際交流、洗礼されたキャンパス、便利な立地、高い教育水準など魅力がたくさん詰まったサンウェイ大学を少しでも身近に感じ、選択肢の一つとして考えていただければ幸いです。

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