本記事では、マレーシア留学を検討中の方向けにUCSI大学の入学基準から卒業までのステップをまとめさせていただきました！
「UCSI大学」と検索して上位にあがってくる記事のなかでは、かなり詳しい記事になっていると自負してますので、ぜひ最後まで読んでいただけますと幸いです。
はじめにUCSI大学の要点をお伝えすると、下記になります。
- ホスピタリティマネジメント＆ツーリズムマネジメント学部が強い
- 立地が良く、KL市内チェラスにメインキャンパスある
UCSI大学は観光業界やビジネス関係の企業への就職を目指す方にオススメでして、下記のような各国の名門大学とも提携を結んでいます。
- (オーストラリア)モナッシュ大学 (3+0年)
- (イギリス)ユニバーシティカレッジバーミンガム (2+1年)
- (イギリス)エセックス大学 (2+1年)
- (イギリス)ノッティンガム・トレント大学 (2+1年)
- (イギリス)エセックス大学 (1+2年)
- (イギリス)西イングランド大学 – UWE ブリストル (2+1年)
- (アイルランド)リムリック大学 (2+1年)
- (スイス)ホテルアンドツーリズムマネジメントインスティテュートスイス
この記事ではUCSI大学に関する重要なポイントをギュッと凝縮していますので、ぜひ参考にしてみてください。
それでは早速いきましょう！
目次
UCSI大学の基本情報
- 名前：UCSI大学（UCSI University）
- 創立：1986年
- 総生徒数：約11,000人
- 日本人留学生数：約10~15人
- 年間学費：約100~120万円
- 入学時期：1月、5月、7月、9月※学部によって異なります
- ファンデーション入学時期：1月、5月、9月
- 学士課程：1月、5月、9月
- メインキャンパス：クアラルンプールキャンパス 南ウィング＆北ウィング
- ファンデーション入学IELTS基準：4.0
- 大学入学IELTS基準：5.5~6.0
IELTSの入学基準はコースにより異なりますが、平均ではIELTS：5.0~5.5を求められます。
ファンデーションコースから入学または大学へ直接での入学でIELTSの入学基準は大きく異なりますのでご注意ください。
日本人留学生の多くは、ホスピタリティまたはビジネス学部を専攻しています。
キャンパス情報一覧
UCSI大学には4つのキャンパスがありますが、メインキャンパスがクアラルンプールキャンパスです。
他3つはサテライトキャンパスのため説明は割愛させていただきます。
- クチンキャンパス
- スプリングヒル（セレンバン/PD）キャンパス
- バングラデシュ・ブランチ・キャンパス
それでは詳細をみていきましょう！
クアラルンプールキャンパス
メインキャンパスは市内にあり、日本人の数はすくないですが日本人留学生のほとんどがこのキャンパスで学んでいます。
世界ランキングと国内ランキングは？
- 世界大学ランキング：300位
- マレーシア大学ランキング：7位
他の大学ランキングはこちらの記事を参考にしてみてください。
卒業難易度について
いつもお伝えしておりますが、マレーシアには簡単に卒業できる大学はありません！
ですが、マレーシアの大学の中でも特にUCSI大学は日本人にはハードルの高い大学です。
私がハードルが非常に高いと思う理由としては下記です。
日本人留学生が少ないので助け合いできない
UCSI大学は他の日本人から人気マレーシアの私立大学と比べると留学生が非常に少ないです。
そのため挑戦する方がそもそも非常に少くないです。
一方で私たちの印象としては、UCSI大学＝かなり優秀な学生が多い印象です。
優秀な学生のみ挑戦して欲しいという内容ではなく、日本人留学生が少ない環境だからこそより現地学生や海外留学生の友達との交流機会が増えます。
その経験から自ら問題を解決していける学生へと成長しやすい環境が整っています。
入学基準について
ファンデーションコースの多くの学部でIELTS4.0以上取得が入学基準になっています。
IELTSの取得が出来ていない状態での進学は、授業内容が全く理解できないと思いますので取得をオススメしております。
高校時代の3年間の評定参考スコアは『評定: 3.2/5』です。
※学部や高校によって変動しますので、参考数値となります。
UCSI大学の学部情報
UCSI大学には数多くの学部があります。
下記がUCSI大学の学部一覧となり、その先で学科選択が必要です。
学部選びはとても重要ですので、しっかりと時間をかけて学部選定を行いましょう。
自分の興味がある学部がわからない場合は、将来どんなことをして働きたいか考えてみるのがオススメです！
- ホスピタリティ＆ツーリズムマネジメント学部
- 応用科学学部
- ビジネス＆マネジメント学部
- エンジニアリング・テクノロジー・建築環境学部
- 薬学部
- 社会科学＆リベラルアーツ学部
- クリエイティブアーツ＆デザイン学部
- 保険数理科学＆データサイエンス学部
- コンピュータサイエンス＆デジタルイノベーション学部
- 音楽学部
- 医学＆医療学部
- アメリカ大学編入プログラム
- イギリス大学編入プログラム
①ホスピタリティ＆ツーリズムマネジメント学部が人気
UCSI大学で卒業を目指すならツーリズムマネジメント（Hotel and Tourism Management Institute(HTMi) Switzerland）がオススメです。
UCSI大学でも人気でスイスの大学の卒業資格が取得可能となっております。
②ビジネス学部が人気
もう１つのオススメはビジネス学部です。
ビジネス学部は卒業後の汎用性が高く、色々な業種業態で学んだ経験を活かした仕事をすることができます。
将来はコンサル業界または商社やメーカーなど幅広く「海外出張が多い職場で働いてみたい」という気持ちがある方にオススメです！
UCSI大学の学費情報
UCSI大学の学費は年間で約100〜120万です。
（※専攻の学部やコースによって変動します。）
UCSI大学へ入学するまでの５ステップ
- Step1：オンライン面談
- Step2：卒業証明書と成績証明書の手配
- Step3：入学願書の提出
- Step4：オファーレターの発行
- Step5：大使館へ学生ビザの取得
上記、５STEPに沿って解説していきます。
こちら5STEPを完了するまでの入学までの目安期間は約3ヶ月ほどかかります。
書類準備など時間がかかる場合があるので、学生様には早め入学準備していくことをオススメしております。
Step1：オンライン面談
初回のオンライン面談では、MY留学と学生様のお互いを知るための時間を中心に行います。
はじめに、マレーシア留学の広い枠組みから、MY留学の設立や経験談をご紹介させていただきます。
その後に、具体的な大学のご紹介から学部説明を行い、最後は質問があればお答えしていくような時間としております。
早急に入学を検討している方には、初回から入学に向けた準備まで行います！
その後に現在の希望の大学や学部についてのご質問をさせていただく時間となります。
Step2：卒業証明書と成績証明書の手配
高校時代の卒業証明書と成績証明書の日本語版と英語版の手配を行っていただきます。
こちらの書類は出身の高校へ電話、または訪問にて依頼を行い、約1週間前後で準備していただけます。
資料の取得後にPDFにてMY留学へ返送していただき、『MY留学の確認→大学へ提出』の手順で進みます。
Step3：入学願書の提出
UCSI大学の入学願書、健康診断書、パスポートコピー、証明写真、などの必要書類の準備を行います。
資料の記入方法は英語ですが、オンライン面談のなかでサンプル資料をお送りするので安心してください。
その先で資料の記入不備や変更が必要な場合もメール、またはオンライン面談にて追加でご説明させていただきます！
資料提出後に大学より正式に入学手続きの完了後、入学金の送金を大学へ行います。
Step4：オファーレターの発行
オファーレターの発行後に、マレーシアグローバルサービス（EMGS）に学生ビザ申請書を提出します。
このプロセスには約4〜8週間が必要です。
Step5：大使館へ学生ビザの取得
学生ビザの取得に必要な書類と渡航のチケットを持ち、最寄りのマレーシア大使館にて学生ビザ申請を行います。
一般的には、午前の申請であれば当日または翌日までに取得できます。
UCSI大学を卒業するまでの４ステップ
- Step1：ファンデーションコース
- Step2：大学1年目
- Step3：大学2年目
- Step4：大学3年目
上記、4STEPに沿って解説していきます。
Step1：ファンデーションコース
Step1はファンデーションコースへの進学です。
ファンデーションコースは1年間のコースです。
大学で学びたい学部によって、進学するファンデーションコースも異なります。
- Foundation in Arts
- Foundation in Business
- Foundation in Science
- Foundation in Music
- Australian Matriculation(AUSMAT)
- 入学時期：1月、5月、9月
参照：https://www.ucsiuniversity.edu.my/
Step2：大学1年目
Step2は大学1年目です。
大学のコースはビジネス学部マーケティング学科（BACHELOR OF COMMERCE (HONS) IN MARKETIN）を参考にご紹介させていただきます。
勉強面でテストとレポート作成の両立がとても大変になります。
例として、UCSI学のビジネス学部マーケティング学科の入学から卒業までの取得学科をご紹介します。
マーケティングを中心に学びそのほかにも経営、法律、会計、経済学、起業家精神など、ビジネスが運営される背景についての基本的な知識理解学びます。
必須の11学科は下記となります。
- ビジネス法律
- 統計学
- マネジメントの基礎
- マーケティングの基礎
- ミクロ経済学
- 組織行動論
- 会計入門
- マーケティング・コミュニケーション入門
- ビジネスコミュニケーション
- マクロ経済学
- 財務管理
参照：https://www.ucsiuniversity.edu.my/
私の場合、忙しい時期は毎日10時間以上勉強机とパソコンに向き合う生活が続きました。
ですが、友達と一緒に助け合いながら勉強やレポートを乗り越える経験は一生忘れられない経験となりますよ！
インターシップは無給で2週間〜3ヶ月だけの経験をすることも、将来自分の働く場所や働き方をより具体的に想像できるの機会になるのでオススメです！
Step3：大学2年目
Step3は大学2年目です。
- ビジネス数学
- 販売管理
- 人的資源管理
- インターネットの基礎
- ダイレクトマーケティング
- マーケティング・プロセス
- 経営科学
- 消費者行動
- ビジネスリサーチ法
- デジタルマーケティング
- ビジネス情報システム
- 起業家精神
- リテール・マネジメント
- 協同組合実習1
Step4：大学3年目
Step4は大学3年目です。
最後の学年ではUCSI大学も他の大学と同様で特別なことはありません。
卒業後、自分の力でどのように生きていくかをしっかりと考える時期です。
翌年以降のキャリアや生活をする場所を想像ができる状態が理想的です。
大学を卒業した国での就職や日本へ帰国する、または業態業種やオフィス勤務や在宅勤務など自分の理想をしっかりと具体的に考えておきましょう。
- マーケティング・リサーチ・プロジェクトA
- マーケティング・プロモーション
- 戦略的マーケティング
- マーケティング研究プロジェクトB
- 戦略的マネジメント
- サービス・マーケティング
- マーケティングの最新課題
- 協同組合配置2
- 国際ビジネス
- 戦略的情報システムマネジメント
- 戦略的ブランドマネジメント
- ビッグデータを活用したビジネスインテリジェンス
- ロジスティクスとサプライチェーン・マネジメント
- 倫理的意思決定におけるビジネス倫理
- 哲学と現代的課題
- マレー語でのコミュニケーション
面接を受ける企業が増え選考が進んで行くと毎週末日本へ面接を受けに帰る同期もいました。
お金と時間と体力がかなり削られますので遅くても大学2年生からインターンシップ＋就職活動をスタートがオススメです。
少しハードルは高いですが、海外大学の卒業目前のみなさんなら絶対にできます！
UCSI大学を卒業した後の就職先
大学は下記のような職種への就職先への就職を期待しています。
- 広報コンサルタント
- マーケティングコンサルタント
- 企業ブランディングコンサルタント
- 事業開発コンサルタント
- 営業
- リテール・コンサルタント
- 広告・宣伝コンサルタント
まとめ
結論ですが、観光業界またはビジネス関連への就職を考えている学生にオススメの大学です。
大学の要点は下記となります。
- ホスピタリティマネジメント＆ツーリズムマネジメント学部が強い
- 立地が良く、KL市内チェラスにメインキャンパスある
個人的には、素晴らしい施設と将来世界中で活躍する友人が作れることがUCSI大学最大の魅力だと感じています！
それでも留学中は大変なことばかりだと思います。
ですが、その大変な経験が留学で最も重要なことだと私は留学を通して経験しました。
この経験を活かして、私も更なる挑戦を続けます。
留学という、みなさんの挑戦をサポートしていけることを楽しみにしています！
UCSI大学に関して、ご質問やご不明な点があれば気軽にお問合せからご連絡ください。
現在MY留学ではUCSI大学の入学サポートも無料で行っていますので、興味がある方はぜひお問い合わせください。
- マレーシアの大学への進学を考えてる
- マレーシアに語学留学を考えてる
- 海外留学したいけど、何を基準に選べばいいか分からない
- マレーシア留学の経験者に話を聞きたい
こういった質問・相談等がございましたら、以下の相談フォームからお願いいたします。
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あくまで仲介業なので、運営側がマレーシアの大学を卒業してる必要はありませんが、私たち自身が学生の頃に「実際に留学を経験した人から話が聞きたい」と強く感じていました。
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だからこそ、私たちが培ってきた経験を惜しみなく未来の後輩たちに伝えていきたいと思い、留学生からは一切お金を受け取らず、学校側からのみの成果報酬で運営させて頂いてます。
- 実際に現地大学を卒業したからこそ分かるリアルな情報
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