モナッシュ大学は、世界的な評価を受けるオーストラリアの名門大学であり、そのマレーシア校は同等のカリキュラムと学位を提供しています。
そのモナッシュ大学への進学を目指す学生にとって、最も代表的な進学準備プログラムがMUFY(Monash University Foundation Year)です。
MUFYは、1年未満で修了可能な大学進学準備コースであり、学問的・言語的スキルをバランスよく養うことができます。
本記事では、MUFYの基本情報から、実際に進学した学生の進路、学費、入学条件まで網羅的に解説します。
これからマレーシアでの大学進学を検討している方や、MUFYと他のファンデーションコースとの違いを比較検討したい方にも役立つ内容となっています。
モナッシュ大学については、こちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

目次
MUFYとは?
MUFY(Monash University Foundation Year)は、モナッシュ大学への進学を前提として設計された大学進学準備プログラムで、Sunway College(サンウェイ・カレッジ)で実施されています。
MUFYを修了することで、モナッシュ大学マレーシア校およびオーストラリア校への入学が可能となるほか、他国の大学でも一部認定されることがあります。
学術的な基礎力に加え、大学レベルのリサーチ力、論理的思考力、英語力の強化に重点が置かれ、実際の大学の授業にスムーズに適応できるスキルを養成します。
年間2学期制で構成され、柔軟な入学時期が設けられていることも特徴で、毎年世界70カ国以上からの学生が集まる国際色豊かな環境の中で学ぶことができます。
特徴とメリット
MUFYの最大の特徴は、モナッシュ大学に特化したファンデーションプログラムであるという点です。
一般的なファンデーションコースと異なり、MUFYはモナッシュ大学が直接監修しており、進学後の大学生活に必要なアカデミックスキルを効率的に習得できるカリキュラム設計がされています。
授業は英語で行われ、課題・プレゼンテーション・グループワークなどを通じて、大学進学後に必要となる実践的な学習スタイルに慣れることができます。
評価方法も試験一発勝負ではなく、平常点(アサインメント、小テスト、出席など)70%+期末試験30%という構成になっており、日々の努力が成績に反映されやすいのも魅力です。
また、進学可能な学部も幅広く、理系・文系問わずモナッシュ大学の多くの専攻へ進学できる点も大きなメリットです。
さらに、学内では多国籍の学生が学んでおり、異文化理解やグローバルな視野を養える環境も整っています。
MUFYの学費とコストの目安
MUFYは、他のマレーシア国内のファンデーションプログラムと比較して、やや高めの学費設定ですが、それには確かな理由があります。
なぜなら、モナッシュ大学が公式に監修している質の高いカリキュラム、グローバルに通用する進学実績、そして手厚いサポート体制が整っているからです。
- 授業料:約RM36,100(クアラルンプール校)=約115万円(1RM=約32円)
- 生活費:寮・食費などを含めると年間約100万〜150万円程度
- 奨学金制度:成績優秀者向けの授業料減免制度あり
- 進学後の学費:モナッシュ大学学部進学後はRM45,000〜RM55,000/年(学部による)
このように、学費だけを見れば高めに感じるかもしれませんが、大学進学後の成功率と質の高い教育を考えると、MUFYは非常にコストパフォーマンスの高い選択肢です。
MUFYの入学条件と英語基準
MUFYへの入学には、いくつかの学歴・英語力の条件があります。
基本的には、高校卒業レベルの資格を持っていること(たとえばSPM、Oレベル、UECなどで5科目以上のクレジット)が求められます。
加えて、英語力の証明としては、IELTSで総合スコア5.5以上(各バンド5.0以上)が一般的な基準となっています。
その他、Oレベル英語やSPM英語での成績が一定基準を満たしていれば、IELTSを免除できる場合もあります。
なお、出願時点で基準に達していない場合でも、サンウェイ・カレッジが提供する語学準備コースを経てMUFYに進学するルートも用意されています。
出願時期は1月、7月、8月と年に3回あり、ライフプランに合わせた入学が可能です。
3ヶ月前でも対応できますが、かなりバタバタするのでお早めにご相談いただけると嬉しいです!
MUFYの履修科目と学習スタイル
MUFYでは、進学希望の学部に応じて、英語を含む複数の科目を履修する仕組みになっています。
なぜなら、進学先の専攻に必要な基礎知識とアカデミックスキルを、大学入学前に体系的に身につけることが目的だからです。
- 必修科目:English(英語)
- 選択科目例:数学、生物、化学、物理、ICT、会計、経済、グローバルスタディーズ、現代課題など
- 1科目=2ユニット構成:例:Biology Unit 1+2 で1科目
- 評価方法:平常点70%+試験30%、または一部科目は100%平常点で評価
- 授業形式:グループワーク、ディスカッション、プレゼンテーションなど
このように、MUFYでは日々の授業への参加や課題の提出が重要視されるため、受け身の学習スタイルではなく、アクティブな姿勢が求められます。
大学での成功に直結する力を、ここでしっかりと身につけることができます。
グループワークは友達の輪を広げるチャンスでもあるので積極的に取り組みましょう!
MUFY修了後の進学先
MUFYを修了することで、モナッシュ大学への進学ルートが大きく開かれます。
なぜなら、モナッシュ大学が公式に認定しているファンデーションであるため、進学先の学部との連動性が高く、学術的なスムーズな移行が可能だからです。
- 主な進学先:モナッシュ大学(マレーシア校・オーストラリア校)
- 対象学部:ビジネス、工学、IT、理学、医療系、心理学、人文系など
- 他の進学可能大学:オーストラリア、イギリス、ニュージーランド、マレーシア国内の私立大学や外国大学分校
- 進学実績:多数の卒業生が成績優秀で進学し、大学でも高いパフォーマンスを発揮
このように、MUFYを経た学生は進学先での学業にも安定して適応しており、安心して大学生活をスタートできる点が大きなメリットです。
サンウェイ大学と目と鼻の先なので、生活環境も変わらないのは安心材料だと思います!
MUFYと他のファンデーションプログラムとの違い
MUFYは他の一般的なファンデーションプログラムとは異なり、モナッシュ大学への進学に最適化された構成になっています。
なぜなら、モナッシュ大学が直接監修し、進学後の学びと連動したカリキュラムを組んでいるため、大学進学後もスムーズに対応できるからです。
- Aレベルとの違い:試験中心のAレベルに対し、MUFYは平常点重視で継続評価
- CIMPとの違い:CIMPはカナダ式でプレゼン重視、MUFYはより大学に近い授業形式
- IBとの違い:IBは幅広い教養が学べるが負荷が重く、MUFYは進学特化で効率的
- 期間:他プログラムよりも短期間(約1年未満)で修了でき、早期進学が可能
このように、モナッシュ大学への確実な進学とその後の学業適応を重視するなら、MUFYが最適な選択肢となります。
MUFYのキャンパスと学期スケジュール
上記の動画はサンウェイ大学のクアラルンプール校で提供されているMUFYの教室があるエリアの雰囲気です。
MUFYは、学習環境の整ったキャンパスと柔軟なスケジュール構成が魅力です。
なぜなら、サンウェイ大学のクアラルンプール校およびジョホールバル校に設置されており、学習設備が整っているうえに、年3回の入学チャンスがあるためです。
- 提供キャンパス:クアラルンプール校(モナッシュ大学の徒歩圏内)、ジョホールバル校
- 施設環境:図書館、ITラボ、自習室、学生ラウンジなどを完備
- 入学時期:年3回(1月・7月・8月)
- スケジュール例:1月入学の場合、1学期(1月〜5月)、2学期(7月〜11月)
このように、最新設備とフレキシブルなスケジュールを両立したMUFYは、留学時期を調整しやすく、ライフプランに合わせた留学が可能です。
よくある質問(FAQ)
ここでは、MUFYに関してよく寄せられる質問を紹介し、それぞれの疑問にわかりやすくお答えします。
MUFYを修了すればモナッシュ大学に必ず進学できますか?
必ず進学できるわけではありませんが、修了時の成績が学部の基準を満たしていれば、モナッシュ大学への進学は非常にスムーズです。
MUFYからモナッシュへ進学する際にIELTSスコアは必要ですか?
多くの場合、MUFY内の英語評価で基準を満たしていればIELTS提出は不要です。ただし、学部や進学先により例外もあります。
他大学にも進学できますか?
はい、MUFYの修了生はモナッシュ大学以外にも、オーストラリア、イギリス、ニュージーランド、マレーシア国内の私立大学などに進学しています。
まとめ:MUFYはどんな人におすすめか
MUFYは、モナッシュ大学への進学を目指す学生にとって、最も合理的な進学準備プログラムです。
なぜなら、大学進学後のカリキュラムと強く連動した内容を短期間で学べる上、日々の努力が評価に反映される制度だからです。
- 試験一発勝負が苦手な人:平常点重視の評価で努力が反映される
- 短期間で大学進学を目指したい人:最短1年未満で修了可能
- 英語力とアカデミックスキルを高めたい人:実践的な授業で力がつく
- 将来的にモナッシュ大学を目指す人:進学に最適化された構成
このように、MUFYはモナッシュ大学進学への最短ルートであり、確かな準備を積みたい学生にとってベストな選択肢です。
モナッシュ大学については、こちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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