「海外留学を考えているけれど、学費が高くて行けない。」
そんな人の夢を叶える一つの選択肢としてマレーシア留学が挙げられます。
マレーシア留学には様々な魅力があり、年々マレーシア留学の知名度が上がってきています。
その中でも特に人気を誇るのがテイラーズ大学で、東南アジアを代表する私立大学の一つです。
私立の中でも特に高いと言われるテイラーズ大学の学費は実際いくらかかるのでしょうか。
この記事では日本人に人気のある学部の学費を例にあげていこうと思います！
それでは早速見ていきましょう。
テイラーズ大学に関するまとめ情報はこちらの記事でも紹介しているので、あわせてチェックしてみてください！
目次
テイラーズ大学の学費って高いの？
テイラーズ大学の教室の様子日本の私立大学の４年間の学費の平均は400万円と言われており、対してアメリカの私立大学の４年間の学費は平均で約2000万ほどかかると言われています。
そんな中、テイラーズ大学はイギリス、ケンブリッジのカリキュラムを採用しているため３年間で学位を取ることができます。
そのため学部にもよりますが3年間で約390~450万円に学費を抑えることができます。
平均は年間約120~150万円（RM36,000~45,000）
テイラーズ大学は基本的に4~8月、9~1月、2~3月の１年間３学期制で学期の初めに学費を払います。
日本人を含む留学生は現地の人に比べて多くお金を払う必要があり、入学時に保険料やビザなどにかかるお金をチャージされます。
平均して理系の学部は学費が高く、文系の学部は安い傾向にあります。
それらを踏まえ、１年間にかかる学費の合計は約120~150万円とされています。
また、学部入学前に受講することができる１年間の学部準備コース（通称Foundationコース）は比較的高く、１年間で約140万円かかります。
学部・学科別の学費一覧
*レートによる価格変動あり。１ドル約156.96円での表示引用：https://taylorsuniversity.in/courses-fees.html
上記の表はテイラーズ大学で受講できる主要学部（学科）の学費で、1年単位の金額ではなく、学部を修了するまでの年数と合計の学費を記載しています。
学部によっては３年で卒業できない学部もあり、事前にいきたい学部を調べておくのをおすすめします。
多くの日本人が英語の不安や、学部が決まらないといった理由から、学部入学前にファンデーションコースを選択します。
表には記載していませんが、他にも３ヶ月の英語コースや２年間のDiproma（ディプロマ）と呼ばれる短大コースも存在します。
ホスピタリティ学部：約150万円/年
ホスピタリティ学部はテイラーズ大学で一番人気と言っても過言ではない看板学部です。
世界14位に選出されたこともありアジア圏で２位の学部です。
日本人にも人気で、主にホテルマンやキャビンアテンダントなどの観光業に就職したいと考えている方向けの学部です。
ホスピタリティ学部（Bachelor of International Hospitality Management）の３年間の学費はUSD28,599*であり、日本円で約450万円です。
人気の学部ということもあり、他の学部と比べても少し高い学費が設定されています。
類似する学部として
- Bachelor of International Tourism Management (Hons) (Events Management): USD 28,045*
- Diploma in Hotel Management: USD 14,804*
が挙げられます。
ビジネス学部：約148万円/年
ビジネス学部もホスピタリティ学部と並び、とても人気の高い学部です。
テイラーズ大学では、会計学、マーケティング、エコノミクス、ファイナンスと様々な学部に分かれており、選択の幅が広いです。
学科によって多少の価格変動がありますが、ここではInternational Businessを例に挙げます。
Bachelor of Business (Hons) International Businessの学費はUSD28,455*で、日本円で約445万円です。
類似する学部として
- Bachelor of Business (Hons) Finance & Economics USD 27,714*
- Bachelor of Arts (Hons) Accounting & Finance: USD 27,826*
- Bachelor of Science (Hons) Actuarial Studies: USD 24,635*
が挙げられます。
コミュニケーション学部：約140万円/年
３つ目に紹介するのは、現在私も所属しているコミュニケーション学部です。
日本にはあまり学部として浸透しておらず、社会学部や人文学として位置付けられています。
そのため、他の学部に比べると日本人はあまりおらず、テストがなく課題が忙しいといった特徴があります。
また、実践的な授業が多く、ほんわかした雰囲気の楽しい学部です。
ビジネス学部と同様に様々な学科が存在しますが、一番人気のDegital Media Prodaction を例に挙げると、Bachelor of Mass Communication (Digital Media Prodaction)の学費はUSD26,778*で、日本円で約420万円です。
類似する学部として
- Bachelor of Mass Communication (Hons) (Advertising): USD 26,778*
- Bachelor of Mass Communication (Hons) (Public Relations): USD 26,778*
- Bachelor of Mass Communication (Hons) (Public Relations & Event Management): USD 26,778*
が挙げられます。
American Degree Transfer Program学部：約145万円/年
最後に、少し特殊な学部を紹介します。
この学部はAmerican Degree Transfer Program（通称ADP）と呼ばれる学部で、２年間テイラーズ大学で学び、残りの２年間はアメリカの大学に編入をするという合計４年間で構成された学部です。
アメリカの大学は日本の大学と同様に初めの２年間で一般教養を学び、３学年から専門の学部を学びます。
そのためテイラーズ大学に表示されているのは２年間分の学費であり、残りの学費は編入先の大学の学費を支払うことになります。
Business, Computer Science, Engineeringの中から一つ学部を選ぶことができ、これらの学費はUSD18,374*であり、日本円で約290万円です。
他にもLiberal Artsという文系学部全般を学ぶことができる学部ではUSD 16,707*で日本円で約260万円です。
この学部の特徴としては以下が挙げられます。
- 他の学部と隔離されており、クラスメイトと仲良くなれる
- ２年間マレーシアの大学に通うことで学費を節約できる
- 卒業時は編入先の大学の学位を取得できる
テイラーズ大学の学費に関するQ&A
テイラーズ大学のキャンパス内の雰囲気- 学費に関するサイトはどれも複雑で、どこを見たら良いかわからない。
- 欲しい情報が載っていない。
- 学校のチャット機能を使うのには勇気が必要
- 近くに英語が堪能で、聞ける人がいない
海外留学をするにあたり、自分で調べることの多さや情報の少なさに困惑する人は多いのではないでしょうか。
皆さんの不安を解消すべく、現役留学生が多く寄せられる学費に関する質問に答えていきます。
ファンデーションコースの学費は？
上記の学部一覧で記述しましたが、ファンデーションの学費は通常の本過程の学費よりも高い傾向にあります。
さらに、１年間の学費に加えて、保険料や海外学生料金、入学金などがに上乗せされるため、それも高いと感じる理由の一つです。
ファンデーションコースにも様々な学部があり、一番人気なのがFoundation In Artsという学部で１年間の学費がUSD 9,061*で日本円で約140万円です。
その他の費用が約45万円かかってくるので、合計の１年間の学費は約185万円となります。
学費はいつどこで支払うの？
学費は年に３回（２回）、学期の初めに払います。
学費は学期の長さによって変わり、テイラーズ大学は１年間が３ヶ月の長い学期２回と1.５ヶ月の短い学期の３つで構成されます。
学費は支払う期間が決められており、テイラーズ大学の専用アプリでスマホなどの端末から、オンラインで支払うことができます。
いくつかの日本の大学のように自宅に手紙が届くなどといったことはないので、自身で忘れないように学費を払う必要があります。
マレーシアの他大学と比較すると高い？
マレーシアの大学は私立大学と国公立の大学が存在します。
当たり前ですが、私立大学は国公立大学よりも学費が高いため、私立大学に絞ってお話しします。
マレーシアの私立大学の平均的な授業料は３年間で約180~300万円とされており、テイラーズ大学の平均学費約390~450万円は比較的高いといえます。
しかし、設備が充実している、教育の質が高いなどの点から学費分の価値はあると思います。
結論：学費は比較的高めだが、設備が充実しており学費以上の価値アリ
テイラーズ大学の図書館の雰囲気テイラーズ大学には様々な学部、様々なバックグラウンドの生徒が存在し、自分次第で留学経験を良いものにも悪いものにもすることができます。
テイラーズ大学のみならず、マレーシア留学の魅力が少しでも伝われば嬉しいです。
この記事ではあくまで一般的なテイラーズ大学の学費について記述したので、一人一人によって留学のプラン、コストは様々です。
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